BRULO(ブルーロ)の「HIGHWAY TO HELLES LAGER 0.5%」を飲みました。
先に結論を書くと、単純に「まずい」と切り捨てるほどではありません。
ただ、BRULOというブランドへの期待と、現在の日本で1本698円という価格を考えると、かなり厳しい評価になりました。
香りには、私がノンアルコールビールで苦手としている芋や麦汁のような印象があります。
口に含んでもジャガイモのような風味と、生臭さを感じる麦のニュアンスがあり、さらに後味には甘いベタつきが残りました。
これまで飲んだBRULOには好印象を持っていただけに、その落差も大きかった一本です。
HIGHWAY TO HELLES LAGER 0.5%とは
HIGHWAY TO HELLES LAGERは、BRULOが展開するヘレスに着想を得たラガーです。
現在日本で販売されているものはアルコール度数0.5%。
BRULOは2026年3月、日本での販売再開にあわせて、それまでの0.0%から0.5%へ商品をリニューアルしています。
日本公式サイトでは、軽い苦味で飲みやすいラガーとして紹介されています。
原材料は、水、麦芽(大麦)、酵母、ホップ、マルトデキストリンなど。
使用ホップはHersbruckerです。
日本公式サイトでは6本セット4,185円、1本あたり698円。
24本セットでは1本あたり548円となっています。
BRULO公式サイト
https://brulo.jp/product/highway
香りは、かなり典型的な「苦手なノンアル香」
缶を開けて香りを取った時点で、あまり良い予感はしませんでした。
私が感じたのは、芋と麦汁のような香りです。
これは私にとって、悪い意味で典型的なノンアルコールビールの香りです。
クラフト系のBRULOにはホップを活かした商品も多く、実際に別の商品ではかなり良い印象を持っていました。
そのBRULOからこの香りが出てきたこと自体が、かなり意外でした。
味もジャガイモと生臭い麦が気になる
口に含んでも印象は大きく変わりません。
まず感じたのはジャガイモのような風味。
さらに、麦の風味にも生臭さを感じました。
私がノンアルコールビールを飲むときに気になる「麦っぽさ」が、そのまま前に出てきたような味です。
そして飲み込んだ後には、甘いベタつきが残ります。
香り、口に含んだときの麦っぽさ、後味の甘さまで、私がノンアルコールビールで苦手としている方向が重なっていました。
「まずい」のかと言われると、そこまでは思わない
ここは少しややこしいところです。
HIGHWAY TO HELLESを、味だけでこれまで飲んだ商品の最下層に置くかというと、そこまでではありません。
たとえば量販店で買える大手メーカーのノンアルコールビールで同じような味が出てきたなら、私はおそらく「まあ、こういうタイプのノンアルもあるよね」と受け止めます。
絶対的な不味さよりも、期待値との落差が大きい。
これがHIGHWAY TO HELLESに対する評価を一番正確に表していると思います。
それでも評価が厳しくなるのは、約700円だから
問題は価格です。
日本公式サイトで6本セットを購入すると、1本あたり698円。
この価格帯になると、私の中では「ノンアルコールだから多少の欠点は仕方ない」とは考えにくくなります。
クラフトビールより高価な価格です。
その金額を払って、芋や麦汁を思わせる香り、生臭く感じる麦の風味、甘いベタつきが残るのであれば、私は積極的には選べません。
味だけなら「まずい」と断定するほどではない。
しかし価格まで含めれば、これまで飲んだノンアル・低アルコール飲料の中でも印象はかなり悪い部類です。
私が味から感じる妥当な価格は、かなり厳しく言えば150円程度です。
それくらい、実際の販売価格とのギャップを感じました。
BRULOだからこそ期待していた
評価が厳しくなったもう一つの理由があります。
BRULOの商品そのものには、それまでかなり良い印象を持っていました。
ホップの香りをしっかり楽しめる商品もあり、「低アルコールでも、ここまでクラフトビールらしくできるのか」と思わせてくれるブランドです。
だからHIGHWAY TO HELLESにも期待していました。
ところが今回は、そのBRULOで私が苦手としている典型的なノンアルコールビールらしさを強く感じました。
ブランドへの期待が高かったからこそ、落差も大きかった一本です。
総評:味だけでなく「その価格でもう一度飲みたいか」
HIGHWAY TO HELLES LAGER 0.5%は、私にとってかなり評価の難しい商品でした。
単純に「ものすごくまずい」というわけではありません。
一方で、
- 芋や麦汁を思わせる香り
- ジャガイモのような風味
- 生臭く感じる麦
- 後味に残る甘いベタつき
という、自分がノンアルコールビールで避けたい特徴が重なりました。
そして何より、現在の日本公式価格では6本セットで1本698円です。
「飲めるか」ではなく、「この価格でもう一度選ぶか」で考えると、私はかなり厳しいです。
ノンアルコール・低アルコール飲料では、味そのものだけでなく、価格に対してどれだけ満足できるかも重要だと改めて感じました。
ASTROCAの商品開発で持ち帰ること
今回特に考えさせられたのは、価格が上がるほど「ノンアルだから仕方ない」は通用しなくなるということです。
安価な量販商品なら許容される味でも、クラフトビールに近い価格になると、比較対象そのものが変わります。
ASTROCAでも高付加価値の商品を目指す以上、「ノンアルの中では良い」では足りません。
その価格を払って、飲み物としてもう一度選びたいと思えるか。
商品開発では、そこを基準にしていきたいと思います。
※見出し画像は、外観を参考にAIで作成したイメージであり、実際の商品写真ではありません。