微アルコールのクラフトビール BRULOの「7 HOP 7 GRAIN IPA」を飲みました。
結論から言うと、トロピカルフルーツの華やかな味わいと、すっきりした飲みやすさを両立した、かなり美味しい低アルコールIPAでした。
苦味はIPAとしては弱めです。
ただし、苦くないわけではありません。感覚としては、セッションIPAくらいの苦味です。
華やかですが重たくはなく、グビグビと飲み進められます。
これまで飲んだBRULOの中で、最も美味しいかもしれません。
7種類の穀物と7種類のホップを使ったIPA
7 HOP 7 GRAIN IPAは、その名のとおり、7種類の穀物と7種類のホップを使ったBRULOのIPAです。
日本公式サイトでは、フルボディで親しみやすい苦味が特徴のIPAと紹介されています。
現在、日本で販売されている商品はアルコール分0.5%です。完全な0.00%ではありません。
BRULOは2026年3月、製品のアルコール分を従来の0.0%から0.5%へ変更し、味わいとパッケージを全面的にリニューアルしました。
https://brulo.jp/releases/202603-new-brulo
検索すると旧0.0%版のレビューも多く見つかりますが、今回飲んだのはリニューアル後の0.5%版です。
以前のレビューを参考にする場合は、現在とは商品仕様が異なる点に注意が必要です。
色は薄い黄金色
グラスに注いだ色は、薄い黄金色です。
濃い色合いのIPAではなく、かなり淡い見た目をしています。
トロピカルフルーツの華やかなアロマ
香りは、トロピカルフルーツを思わせる方向です。
具体的な果物が一つだけ前に出るというより、南国系の果実をまとめて連想させるような華やかさがあります。
メーカーも「7種類の香り高いホップ」を特徴として挙げていますが、実際に飲んでも、ホップ由来と思われる華やかさが、この商品の中心にあると感じました。
華やかな味わいが口いっぱいに広がる
口に含むと、華やかな味わいが一気に口いっぱいへ広がります。
香りだけが華やかで、味にすると存在感が弱くなる商品ではありません。
口に含んだ瞬間にも、しっかりとした華やかさを楽しめます。
一方で、全体の味わいはすっきりしています。
華やかな風味がありながら、飲み進めにくい重さはありません。
このバランスが、7 HOP 7 GRAIN IPAの美味しさだと思います。
苦味はセッションIPAくらい
苦味は、IPAとして考えると弱めです。
ここは誤解のないように書いておきたいのですが、「IPAとしては苦味が弱め」であって、「苦くない」という意味ではありません。
飲めば、きちんと苦味を感じます。
ただし、強い苦味を長く残すIPAではありません。
私の感覚では、比較的軽快に飲めるセッションIPAくらいの苦味でした。
旧0.0%版については、強い苦味を評価するレビューも見られます。
リニューアルによる違いなのか、味覚の個人差なのかまでは断定できません。
少なくとも今回飲んだ現行0.5%版は、「強烈に苦いIPA」ではありませんでした。
グビグビいけるドリンカブルな一杯
この商品の大きな魅力は、華やかさがありながら、非常にドリンカブルなことです。
香りと味わいにはしっかり存在感がある。
それでも、全体としてはすっきりしていて、自然と次の一口へ手が伸びます。
じっくり少量ずつ飲むというより、グビグビいけるIPAです。
単に味が薄くて飲みやすいのではありません。
華やかな味わいを楽しみながら、気持ちよく飲み進められるところが好印象でした。
これまで飲んだBRULOで一番かもしれない
これまでBRULOでは、LUST FOR LIFE IPAやKING FOR A DAY NEIPAも飲んできました。
LUST FOR LIFE IPAのレビューはこちらです。
KING FOR A DAY NEIPAのレビューはこちらです。
いずれも、低アルコールのクラフトビールとしてかなり美味しい商品でした。
とくにLUST FOR LIFE IPAは、飲んだ時点で「これまでで最も美味しい」と評価しています。
今回の7 HOP 7 GRAIN IPAは、それを上回ったかもしれません。
同時に飲み比べたわけではないため、はっきり順位を決めることはできません。
それでも、飲み終えた時点では、これまで飲んだBRULOの中で最も美味しいかもしれないと感じました。
華やかで、苦味は強すぎず、すっきりしている。私の好みにかなり合う一本でした。
これで、価格さえリーズナブルなら、常飲するのですが…
ASTROCAの商品開発で持ち帰ること
7 HOP 7 GRAIN IPAから持ち帰りたいのは、クラフトビールらしい華やかさと、グビグビ飲める軽快さは両立できるということです。
IPAらしさは、苦味の強さだけで決まるものではありません。
苦味を強くしすぎなくても、香りと口に含んだ瞬間の華やかさに存在感があれば、十分にクラフトビールらしい楽しさを作れます。
ASTROCAでも、香りや味わいの強さだけを追うのではなく、一杯を最後まで気持ちよく飲み進められるところまで設計したいと思います。
※味や香りの評価は、筆者個人のテイスティング記録です。
※見出し画像は、外観を参考にAIで作成したイメージであり、実際の商品写真ではありません。