アサヒドライゼロを実飲レビュー|辛口はスーパードライらしいが後味に違和感

公開: 執筆・編集: アストローカ創業者
アサヒドライゼロを実飲レビュー|辛口はスーパードライらしいが後味に違和感

結論から言えば、アサヒドライゼロには、口に含んだ瞬間の辛口にスーパードライらしさを感じました。

一方で、芋を思わせる香りや金属的な味、喉の奥に残るケミカルな後味が気になります。

スーパードライが好きな人にとって、お酒を飲まない日に選べる一本ではあります。ただ、私の好みではコロナセロやバドワイザーゼロより下という評価です。

10年連続売上No.1の定番ノンアル

アサヒドライゼロは、アルコール分0.00%のノンアルコールビールテイスト飲料です。

https://www.asahibeer.co.jp/brand/dryzero/

アサヒビールは、ドライゼロを2016年から10年連続売上No.1と紹介しています。2026年3月上旬製造分からは、中味とパッケージも刷新されました。

まさに、国内ノンアルコールビールの代表格といえる商品です。

 

日本のノンアルコールビールの売上規模は、こちらの記事にて解説しています。

 

原材料表示を見て少し驚きました。

主な原材料は、食物繊維、大豆ペプチド、ホップ。
そのほかに香料、酸味料、カラメル色素、甘味料などが使われています。

私は勝手に、ビールからアルコールを取り除いて作っていると思っていました。

しかし、原材料欄に麦芽はありません。

どのようにビールらしい味を組み立てているのか。その点にも注目しながら飲んでみました。

見た目はきれい。ただし泡は約10秒

グラスに注ぐと、色は透明感のあるきれいな黄金色です。

見た目だけなら、一般的なラガービールと大きな違和感はありません。

一方、泡は長く持ちませんでした。
注いでから約10秒でほとんど消えてしまいます。

公式では「クリーミーな泡」も特徴として掲げられていますが、今回飲んだ缶では、泡持ちのよさは感じませんでした。

香りは、ノンアル特有の芋っぽさ

香りを確かめると、最初に感じたのは芋を思わせる香りでした。

ホップや麦を連想させる香ばしさよりも、ノンアルコールビールで時折感じる、独特の香りが先に立ちます。

この時点では、スーパードライらしい香りはあまり感じられませんでした。

一口目の辛口には、スーパードライらしさがある

口に含むと、味わいはやや金属的です。

ただし、飲み始めの辛口には、スーパードライの系譜を感じました。

口に入れた瞬間のキレは、この商品のよいところです。スーパードライらしさを完全には再現できていなくても、目指している方向は伝わってきます。

苦味は弱めです。

強い苦味でビールらしさを演出するというより、辛口と喉ごしを中心に設計された味わいだと感じました。

最大の難点は、喉の奥に残る後味

私が最も気になったのは、飲み込んだ後です。

後味には、ケミカルというか、薬品を思わせるような違和感があります。

口の中だけで消えるのではなく、喉よりさらに奥、首のあたりにまとわりつくように残ります。

サントリーのオールフリーを飲んだときにも感じた、ノンアルコールビール特有の嫌な後味に近いものでした。

一口目のキレは悪くないだけに、この後味が残念です。

しゃぶしゃぶとの相性は、良くも悪くも変化なし

今回は、しゃぶしゃぶと一緒に飲みました。

しかし、料理と合わせたことで味がよくなったり、気になる後味が消えたりすることはありませんでした。

相性は、良くも悪くも特に変化なしです。

焼肉のように、より脂や味付けの強い料理であれば、印象が変わる可能性はあるかもしれません。

パッケージデザインは優れている

味とは別に、パッケージデザインはよくできています。

銀色を基調とした外観から、ひと目でスーパードライとのつながりを感じられます。

同時に、ノンアルコール商品であることも見分けやすい。

スーパードライらしいのに、スーパードライとは違う商品だとすぐ分かる。
ブランドの連続性と誤認防止を両立した、優れたデザインだと思います。

総評:キレは感じるが、後味までスーパードライにはなれない

アサヒドライゼロには、確かにスーパードライらしい方向性があります。

特に、口に含んだ瞬間の辛口は好印象でした。

ただし、芋っぽい香り、金属的な味わい、そして喉の奥に残るケミカルな後味を考えると、積極的に選びたい一本にはなりません。

スーパードライが好きな人にとって、酒を「我慢する」日には、まだ選択肢に入りやすい商品だと思います。

しかし、傑作だと思っているスーパードライには、味わいの完成度で大きく及びません。

飲む場面はコロナセロと重なりますが、私ならコロナセロを選びます。ノンアルコールビール内の順位でも、バドワイザーゼロより下です。


今回の印象

  • 香り:芋を思わせる香り

  • 外観:透明感のある黄金色

  • 泡持ち:約10秒

  • 味わい:やや金属的

  • 苦味:弱め

  • よかった点:飲み始めの辛口

  • 気になった点:喉の奥に残るケミカルな後味

  • 総合評価:コロナセロ、バドワイザーゼロより下

 

※本記事は、個人の味覚に基づく感想です。

※本商品は自費で購入しており、メーカーなどからの提供は受けていません。

※見出し画像は、外観を参考にAIで作成したイメージであり、実際の商品写真ではありません。

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