今回は、サントリーのノンアルコールビール「オールフリー」をレビューします。
飲んだのは、2026年に中味とパッケージが大幅刷新されたオールフリーです。
結論から言うと、芋や金属を思わせる香りがあり、植物的な苦味が長く残ります。
かなり率直に言えば、私には美味しいと感じられませんでした。
※本記事は、2026年リニューアル後の商品を飲んだ際のテイスティング記録です。
2026年に中味を大幅リニューアル
オールフリーは、アルコール度数0.00%に加えて、カロリー、糖質、プリン体もゼロ。「4つのゼロ」を特徴とするノンアルコールビールです。
https://www.suntory.co.jp/non-al/allfree/
2026年には、2010年の発売以来初めて、中味とパッケージが大幅にリニューアルされました。
サントリーの発表によると、濃色麦芽の配合比率を変更することで、「よりビールのような複雑な味わい」と「すっきりした後味」を目指したとされています。
https://www.suntory.co.jp/news/article/2026/14971.html
実際に飲んでみると、私の印象は、この訴求とはかなり異なりました。
なお、オールフリーブランドは、日本でおそらく2番目に多く売れているノンアルコールブランドと推定しています。
詳細は、下記の記事にて詳しく解説しています。
香りは芋・金属系
最初に気になったのは、芋や金属を思わせる香りです。
麦芽やホップの心地よい香りよりも、いわゆるノンアルコールビール特有の、人工的に感じる香りが前に出ています。
植物的な苦味が長く残る
口に含むと、植物を思わせるような独特の苦味を感じました。
苦味そのものが強い商品は珍しくありません。
IPAのように、強い苦味が商品の魅力になるビールもあります。
しかし、オールフリーで感じたのは、ホップ由来の爽やかで心地よい苦味とは異なるものでした。
植物的な苦味が口の中に長く残り、飲み進めるほど気になります。
「すっきりした後味」とは感じなかった
公式では「すっきりした後味」が訴求されています。
しかし、今回のテイスティングでは、むしろ嫌な苦味が後味まで残ると感じました。
香りにも芋・金属系の違和感があり、飲み終えたあとまで植物的な苦味が続く。私にとっては、すっきりとは言いにくい後味です。
ドライゼロにも通じるケミカルな違和感
以前レビューしたアサヒ ドライゼロでも、後味にケミカルな違和感を覚えました。
オールフリーでは、そこに芋・金属系の香りと、長く残る植物的な苦味が重なります。
同じノンアルコールビールでも香味は異なりますが、どちらも「ビールらしい余韻」より、人工的な違和感のほうが印象に残りました。
総評:4つのゼロだけでは、もう一度選べない
オールフリーの印象をまとめます。
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芋を思わせる香りがある
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金属っぽい香りを感じる
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植物的な苦味がある
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苦味が後味まで長く残る
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公式が訴求する「すっきりした後味」とは感じなかった
総評としては、私にはかなり苦しく感じられました。
アルコール、カロリー、糖質、プリン体がゼロであることは、分かりやすい機能的価値です。
しかし、飲料としてもう一度選ぶには、数字だけでなく、まず「美味しい」と感じられることが必要です。
今回のオールフリーは、私の再購入基準には届きませんでした。
ASTROCAの商品開発に持ち帰ること
ノンアルコールビールでは、芋っぽさや金属っぽさ、ケミカルな後味が、飲み手の満足感を大きく下げます。
また、苦味は強さだけでなく、どのような質で、どれくらい長く残るのかが重要です。
ASTROCAでは、機能的な数字を並べるだけでなく、香りから後味まで、不快な違和感なく飲み切れることを大切にします。