トップバリュ ベストプライスのノンアルコールビールを実飲レビュー|不快ではない。でも「虚無」

公開: 執筆・編集: アストローカ創業者
トップバリュ ベストプライスのノンアルコールビールを実飲レビュー|不快ではない。でも「虚無」

トップバリュ ベストプライスの「ノンアルコールビールテイスト0.00%」を飲みました。

先に結論を言うと、感想は「まあ、想像通りのベストプライスだな……」です。

さらに短く言えば、虚無。

香りにはいかにもノンアルコールビールらしい癖があり、味もかなり薄め。飲み込んだあとは、これといった余韻も残りません。

ただし、想像していたほど不快でもありませんでした。

「美味しい」とは思わない。でも、強烈に嫌な味でもない。

今回は、そんなトップバリュ ベストプライスのノンアルコールビールをレビューします。

トップバリュ ベストプライスのノンアルコールビールとは

正式商品名は「ノンアルコールビールテイスト0.00%」。

トップバリュ ベストプライスの商品で、350ml、本体価格88円。
アルコール分は0.00%です。トップバリュ公式では「まろやかなコクのあるノンアルコールビール」と説明されています。

https://www.topvalu.net/items/detail/4549414652390/

原材料は、水あめ、麦芽エキス、大豆ペプチド、ホップ。さらに炭酸ガス、香料、カラメル色素、酸味料、酸化防止剤、苦味料が使われています。


製造・加工を担当しているのは合同酒精株式会社です。
合同酒精はオエノングループの企業で、酒類・食品などを製造しています。

https://www.oenon.jp/company/group/godo.html

オエノングループの酒類事業として公式に挙げられているのは焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、ワインなどで、少なくとも主要品目としてビールは記載されていません。

泡は全くない

グラスに注いで、まず気になったのが泡です。

泡は全くありませんでした。

ノンアルコールビールでも泡立つ商品はありますが、これはかなり潔い。

「そもそも缶から直接飲む前提なのではないか」と思ったくらいです。

実際、他のレビューでも泡立ちの弱さは指摘されているので、今回だけの特殊な状態ではなさそうです。

香りはいかにもノンアル。少し芋っぽい

香りは、私がこれまで飲んできたノンアルコールビールでも感じることのある、いかにもノンアルコールビールらしい香りです。

その中に、少し芋のような感じがあります。

華やかなホップ香や麦芽の香ばしさを楽しむような方向ではなく、最初から「ノンアルを飲んでいるな」と分かる香りでした。

味は炭酸と、やや薄めの糖分

口に含むと、まず炭酸。

そして、やや薄めの糖分のような味を感じました。

原材料表示では水あめが最初に記載されていますが、今回感じた甘さが水あめによるものかどうかまでは分かりません。

とにかく全体として味の情報量は少なめです。

しっかりした麦の味や、ホップの香り、苦味を楽しむような飲み物ではありませんでした。

飲み込むと、ほとんど何も残らない

特徴的だったのは、飲み込んだあとです。

特に何も残りません。

苦味の余韻が続くわけでもなく、香りが戻ってくるわけでもない。

その意味では非常に後味が短いです。

一方で、喉の奥には少しペタッと膜が張るような感覚がありました。

味そのものは消えているのに、口当たりの感覚だけが少し残る。

ここはあまり好みではありませんでした。

世間では「安くて飲みやすい」という評価も多い

私の評価はかなり低めですが、世間の評価は必ずしも悪くありません。

トップバリュ公式の商品レビューは、2026年8月時点で22件、平均3.8点。高評価では「安い」「飲みやすい」といった声がある一方、「味が薄い」「ビールっぽい香りがしない」といった低評価もあります。

別のレビューでも、「かなり薄いものの嫌な部分が少ない」「税抜88円という価格を考えれば悪くない」と評価されていました。

このあたりは、私の感想とも少し重なります。

私は美味しいとは思いませんでしたが、想像していたより不快感はありませんでした。

価格を最優先し、「ノンアルのビールテイスト飲料が冷蔵庫にあればいい」という使い方なら、この薄さや主張のなさをメリットと感じる人がいるのも理解できます。

総評:「不快ではない」の先に何もない

飲み終えた感想は、「まあ、想像通りのベストプライスだな……」でした。

そして、一番しっくりくる言葉が、虚無。

 

泡はない。

香りはいかにもノンアルで、少し芋っぽい。

口に含めば炭酸と薄い糖分を感じ、飲み込めばほとんど何も残らない。

喉の奥には少し膜感だけが残る。

 

決して強烈にまずいわけではありません。

むしろ、想像より不快感はありませんでした。

ただ、「不快ではない」と「美味しい」は全く別です。

私にとっては、積極的にこの味を飲みたいと思わせるものが見つからないノンアルコールビールでした。

ASTROCAの商品開発で持ち帰ること

今回、改めて感じたのは、「嫌なところがない」だけでは飲料として十分ではないということです。

後味を短くする。変な苦味を残さない。不快な味を減らす。

それ自体は重要です。

しかし、その結果として何も残らなくなれば、「飲みやすい」にはなっても「また飲みたい」にはつながりません。

不快感を消すことと、美味しさをつくることは別の仕事。

これはASTROCAの商品を考えるうえでも意識しておきたいところです。

 

※見出し画像は、外観を参考にAIで作成したイメージであり、実際の商品写真ではありません。

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