ドイツのビットブルガーがつくる「ビットブルガー ドライヴ 0.0%」を飲みました。
結論から言うと、ノンアルコールビールとしてはかなり良い部類だと思います。
麦由来のふくよかさがあり、泡持ちも良好。薄くて物足りないタイプではありません。
一方で、私にはノンアルコールビール特有の麦っぽい香りや後味が少し気になりました。
総合評価は5段階で4。
十分に美味しい。
ただ、1本300円前後という価格を考えると、「この価格だからこそ選びたい」と思わせるところまでは届かなかった、という評価です。
ビットブルガー ドライヴ 0.0%とは
ビットブルガーは、1817年創業のドイツのビールメーカーです。
「ビットブルガー ドライヴ 0.0%」は、アルコール0.0%のピルスナータイプ。日本では330ml瓶を中心に流通しています。
https://x.gd/SDpT0
本国では現在「Bitburger Premium Pils Alkoholfrei 0.0%」として展開されています。
ビールらしい味わいを残しながら、アルコールを0.0%にした商品です。
原材料は、麦とホップ。
ビール純粋令にこだわるドイツらしいと感じます。
泡持ちは良い
開栓すると、まず麦の香りを感じます。
グラスに注いでみると、泡持ちは良好でした。
ノンアルコールビールでは泡がすぐ消えてしまう商品もあるので、この点は好印象です。
見た目からも、きちんとビールを飲んでいる感覚があります。
香りには少しノンアルらしさもある
一方、グラスに注いだ状態では、私にはノンアルコールビールで時々感じる独特の麦の香りも感じられました。
ここは好みが分かれそうです。
麦の香り自体はしっかりありますが、私にとっては純粋なビールの麦芽香とは少し違う印象でした。
ただ、これだけで大きく評価を落とすほどではありません。
味にはしっかりとふくよかさがある
口に入れると、麦汁を思わせるような麦の存在感があります。
この部分は見方によって評価が分かれるところですが、良く言えばしっかりとしたふくよかさがあります。
水っぽさが強く、飲んでも何も残らないノンアルコールビールとは明確に違います。
ボディのある飲み口が好きな人には、むしろ長所になりそうです。
悪く言えば、やや変な甘みを感じます。
ドイツビールらしい方向性ということは、理解できます。
後味には少し麦のクセが残る
飲み込んだあとには、麦由来の独特な感じが少し口の中に残りました。
ここは個人的には惜しいところです。
香りから味、後味まで麦の存在感がかなり強いため、そこを「ふくよか」と取るか、「ノンアル特有の麦っぽさ」と取るかで評価が変わる商品だと思います。
私は前者の良さを感じつつも、後者も少し気になりました。
個人的には、テイスティングとしてじっくり飲まず、グビグビ飲んだ方が、心地よく感じました。
5段階評価では「4」
私の評価は、5段階で4です。
ノンアルコールビールとしての完成度は高く、普通に美味しく飲める商品だと思います。
泡持ちが良く、味にも厚みがある。
少なくとも「薄い」「物足りない」というタイプではありません。
ただし、国内では1瓶300円前後で販売されていることがあります。
200円未満でもかなり完成度の高いノンアルコールビールが買えることを考えると、価格まで含めた評価では少し厳しくなります。
300円前後を払うのであれば、もう一段「これを選びたい」と思わせる違いがほしい。
今回、一番引っかかったのはそこでした。
総評:十分に美味しい。ただ、価格まで考えると決定打に欠ける
ビットブルガー ドライヴ 0.0%は、麦のふくよかさがしっかりあり、泡持ちも良いノンアルコールビールでした。
私には少しノンアル特有の麦の香りや後味が気になったものの、商品全体として見れば十分に完成度は高いと思います。
ただ、200円未満の上位ノンアルコールビールと比べて圧倒的な差を感じるかというと、そこまではありませんでした。
味そのものよりも、300円前後という価格に対してどこまで価値を感じられるかが、この商品の評価を分けそうです。
ASTROCAの商品開発で持ち帰ること
今回特に印象に残ったのは、ノンアルコールでも「薄くしない」ことには十分価値があるということです。
ビットブルガー ドライヴには、麦由来のふくよかさがありました。
一方で、厚みを出すだけではなく、その麦の香りや後味をどれだけ自然に仕上げられるかも重要です。
そして価格が上がるほど、「ノンアルとして美味しい」だけではなく、低価格帯の商品との差が明確に求められます。
ASTROCAの商品でも、味そのものの完成度と同時に、その価格を払ってでも選びたくなる理由をつくれるかは重要なテーマだと感じました。
※見出し画像は、外観を参考にAIで作成したイメージであり、実際の商品写真ではありません。